おでかけから帰ってきて、玄関でペットカートを前に「これ、どうやってたたむんだっけ……」と悩んだ経験、ありませんか。レバーをあちこち触ってみたけどピクリとも動かない。力を入れたら壊れそうで怖い。結局たたむのを諦めて、広げたまま部屋の隅に置きっぱなし。そうこうしているうちに愛犬がまた乗り込んで「もう一回お散歩?」なんて顔でこっちを見てくる。
そんなプチストレス、今日でおしまいにしましょう。
この記事では、ペットカートの基本的なたたみ方から、収納時に役立つちょっとしたコツ、そして「たたみやすさ」で選ぶおすすめ機種までまとめてご紹介します。読み終わる頃には、きっと玄関もスッキリ、心もスッキリしているはずです。
ペットカートのたたみ方でよくある悩みと基本的な仕組み
ペットカートをたたむときに「壊しそうで怖い」と感じるのは、実は正しい感覚です。無理に力を入れるとフレームが歪んだり、ロック部分が破損したりする原因になるからです。
まずは多くのペットカートに共通する基本的な仕組みを知っておきましょう。
ほとんどのモデルには「安全ロック」と「折りたたみレバー」の二段構えの仕組みが備わっています。安全ロックは走行中にカートが勝手に折れないようにするためのストッパーです。これを解除しないと、いくらレバーを引いてもビクともしません。
たたむときの基本動作は以下の流れになります。
- キャノピーを閉じて座面をフラットにする
- ハンドル付近にある安全ロックを解除する
- 折りたたみレバーを引きながらハンドルを前方に倒す
- 本体が折れ曲がる感触を確認したら、そのまま最後まで押し込む
- 固定ベルトやフックをかけて完成
「安全ロックがどこにあるかわからない」という声をよく聞きます。これはモデルによって位置が異なりますが、ハンドルの根元付近か、座面の下に赤いボタンやスライド式のツマミとして付いているケースが多いです。説明書を一度じっくり読むのが確実ですが、紛失してしまった場合はメーカー公式サイトでPDF版をダウンロードできます。
ペットカートのたたみ方をタイプ別に解説
一口にペットカートと言っても、たたみ方は大きく三つのタイプに分かれます。ご自宅のカートがどのタイプか確認してみてください。
ワンタッチ式のたたみ方
最も多いのがこのタイプです。ハンドル中央にあるボタンやレバーを操作するだけで、本体が折れ曲がる仕組みになっています。
具体的な手順
- 座面にペットや荷物が残っていないか必ず確認する
- キャノピーを閉じ、座面のクッションを平らにする
- ハンドルの左右にある安全ロックを解除する
- ハンドル中央の折りたたみボタンを押しながら、ハンドルを前に倒す
- 本体が二つ折りになったら、固定用のベルトを留める
このタイプで気をつけたいのは「戻り止め」の存在です。途中で手を離すとバネの力で元に戻ってしまうモデルもあるので、最後までしっかり押さえましょう。
分離型のたたみ方
キャリー部分とフレーム部分を別々に収納できるタイプです。車移動が多い方や、収納スペースが限られている方に人気があります。
具体的な手順
- キャリー部分のファスナーを開け、フレームと固定しているベルトを外す
- キャリー部分を持ち上げてフレームから取り外す
- フレームはワンタッチ式と同じ要領で折りたたむ
- キャリー部分はファスナーを閉じて自立させておく
このタイプのメリットは収納の自由度が高いことです。フレームは玄関に立てかけ、キャリーはリビングで簡易ベッドとして使う、なんてこともできます。
工具不要で分解できるタイプのたたみ方
エアバギーの一部モデルに採用されている方式です。タイヤやフレームを分解することで、さらにコンパクトに収納できます。
具体的な手順
- 本体を折りたたんだ状態にする
- タイヤ部分のボタンを押しながら引き抜く
- フレームの連結部分にあるレバーを操作して分割する
このタイプはオフシーズンに押し入れで保管したいときや、車のトランクを少しでも広く使いたいときに重宝します。ただし分解したパーツを無くさないよう、専用の収納袋があると安心です。
たたんだ後の収納を快適にする三つのコツ
たためても収納に困っては元も子もありません。ちょっとした工夫で毎日のストレスがぐっと減ります。
玄関に立てかけるなら「自立」を確認
たたんだ状態でちゃんと自立するカートは、玄関のちょっとした隙間に収まってくれます。自立しないモデルは壁に立てかけてもズルズルと倒れてきてイライラの原因に。
購入時に「自立しますか」と店員さんに確認するか、通販ならレビューで「自立」というワードを検索してみるとリアルな声が見つかります。
車載するなら「奥行」が命
トランクに積むときにネックになるのは高さより奥行です。折りたたんだときの奥行が30センチ以下だと、ほとんどの車種で問題なく積載できます。
特にコンビのFikaGOシリーズは奥行27センチとスリムで、軽自動車のトランクにもスッと収まると評判です。
収納袋はあったほうがいい
たたんだカートをそのまま車に積むと、タイヤについた砂や泥がトランクを汚してしまいます。専用の収納袋があればそうしたストレスから解放されます。
付属していない場合は、大きめのショッピングバッグやキャンプ用の収納ケースで代用するのも手です。
たたみやすさで選ぶおすすめペットカート三選
数あるモデルの中から、特に「たたみやすさ」と「収納性」に優れた三機種をピックアップしました。
エアバギー DOME3 LARGE
ペットカート界のラグジュアリーブランド、エアバギーの看板モデルです。片手での折りたたみに対応しており、ハンドル中央のトリガーを引くだけでスムーズにたためます。
走行性能も折り紙付きで、三輪構造による小回りの良さと安定感は他の追随を許しません。中型犬や多頭飼いにも対応できる広々としたキャビンも魅力です。折りたたみ時の奥行は約35センチ。高級感のあるデザインなので、インテリアとしても様になります。
コンビ コムペット FikaGO FREE TO GO 2
「軽さ」と「コンパクトさ」を追求した日本のベビー用品メーカーならではの一押しモデルです。オートクローズ機構により、レバーを引くだけで最後まで自動で折れ曲がるのが特徴。女性でもストレスなく扱えます。
重量約6.0キロ、折りたたみ時の奥行約27センチというスペックは、日常使いのハードルを大きく下げてくれます。電車に乗るときや、車に積み込むときの取り回しの良さは随一です。
MILA&LOUIS ペットカート 分離型
車移動が多いアクティブ派にぜひ検討してほしいモデルです。キャリー部分が取り外せるため、カートとしてだけでなくキャリーバッグや車用ケージとしても活躍します。
フレーム単体での折りたたみ奥行は驚異の約21センチ。トランクの隙間にスッと収まります。キャリー部分はそのままペットの簡易ベッドとしても使えるため、宿泊先での「いつもの場所」を再現できるのもポイントです。
たたむ前に知っておきたいトラブル回避術
せっかくのペットカートも、扱い方を間違えると寿命を縮めてしまいます。最後に知っておきたい注意点をまとめました。
絶対に無理やり力を入れない
「たためない」と感じたときは、たいてい安全ロックが解除されていないか、どこかに引っかかっているかです。一度落ち着いて、説明書を確認することをおすすめします。
定期的に可動部へ注油する
折りたたみ機構には金属パーツが使われています。長く使っていると動きが渋くなってきたと感じることも。そんなときはシリコンスプレーを少量さすだけで見違えるようにスムーズになります。
開くときも注意が必要
開く動作はロックが外れた勢いで一気に広がるモデルがあります。顔や指を近づけすぎないように気をつけましょう。特に小さなお子さんがいるご家庭では、開閉作業は大人が行うことを徹底してください。
まとめ|ペットカートのたたみ方をマスターして快適なおでかけを
ペットカートのたたみ方は、一度コツをつかんでしまえば何てことのない作業です。むしろ「スッとたためたときの爽快感」はなかなかのものですよ。
ポイントをおさらいしましょう。
- 安全ロックの解除が最初の関門
- 自分のカートのタイプを知る
- 無理に力を入れず、説明書を確認する
- 収納スペースに合わせたモデル選びが結局は近道
ペットとのおでかけは楽しいものです。でも帰宅後の「たたむのが面倒くさい」という気持ちが、次のおでかけのハードルになってしまうのはもったいないですよね。
この記事でご紹介したペットカートのたたみ方をぜひ試してみてください。スムーズに片付けができるようになると、愛犬とのおでかけがもっともっと気軽になるはずです。今日も素敵なペットライフを。

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