「うちの猫にもニット帽を編んであげたいけど、編み物なんて学生以来だし、難しそう…」
「そもそも猫用の帽子って、どんなサイズで編めばいいの?」
「安全に猫にかぶせられるの?すぐに嫌がられないかな?」
そんな風に思っていませんか?
大丈夫です。この記事では、編み物が初めての方でも30分ほどで完成する、超シンプルな猫用ニット帽の編み方をご紹介します。
猫に無理なくかぶせられる安全なデザインと、実際の制作手順を会話するようにお伝えしていきますね。あなたと愛猫の楽しいおうち時間のお手伝いができれば嬉しいです。
なぜ猫にニット帽?楽しむための大前提
まず最初に、一番大切なお話をさせてください。
猫用ニット帽は、あくまで「飼い主さんの撮影用」や「ちょっとした記念写真用」のアイテムです。
猫は犬と違って、服や帽子を着用することにストレスを感じる子がほとんど。長時間の着用は絶対に避けて、飼い主さんの目の届く範囲で、短時間だけ楽しむようにしてくださいね。
「うちの子は大丈夫かな?」と心配な方は、まず首元に柔らかい布を当ててみて、猫が嫌がらないかどうかをチェックしてみてください。少しでも違和感を示すそぶりを見せたら、無理にかぶせるのはやめておきましょう。
必要な材料は100均で全部そろう!
編み物初心者さんにとって、道具選びも最初のハードルですよね。でも安心してください。猫用の小さな帽子なら、全部100円ショップで手に入ります。
用意するものはこの4つです。
- かぎ針:7号(4.0mm)または8号(4.5mm)。迷ったら8号が編みやすいです。
- 毛糸:中細〜並太タイプ。春や秋に使うならコットン混がチクチクしにくくておすすめ。冬の撮影用なら、柔らかいアクリル素材が扱いやすいですよ。
- とじ針:毛糸の端を処理するのに必要です。なければ、かぎ針の先で代用しても大丈夫。
- ハサミ:糸を切る用の小さめのはさみ。
毛糸を選ぶときは、ラメやモヘアのような抜けやすい素材は避けてください。猫が万が一口にしたときに危険です。できるだけシンプルで、猫の毛色に映えるカラーを選ぶと写真映えしますよ。
猫用ニット帽の編み方の基本:これさえできれば大丈夫!
まずは猫のサイズを測ってみよう
猫用ニット帽といっても、猫の頭の大きさは千差万別。子猫なのか、大きめのオス猫なのかで必要なサイズはまったく違います。
メジャーで、猫の両耳の間を通る頭囲をそっと測ってみましょう。目安は以下のとおりです。
- 子猫(生後3〜6ヶ月)→ 頭囲約20〜24cm
- 平均的な成猫 → 頭囲約26〜30cm
- 大きめのオス猫 → 頭囲約32cm以上
普段メジャーで測るのが難しい場合は、猫がリラックスしているときに、ひもを頭にそっと回して、その長さを定規で測る方法もおすすめです。
超基本!「わ」の作り目からスタート
では、いよいよ編み始めます。
かぎ針編みがまったく初めての方のために、最初のステップを丁寧に説明しますね。
一番簡単なのは「輪」で編んでチューブ状にする方法。かぶせたときにツルッとしていて、猫も違和感が少なくて済みます。
1段階:指で「わ」を作る
左手の人差し指に毛糸を2回くるっと巻きます。これが「わ」になります。巻いた輪の中にかぎ針を入れて、糸を引き出します。ここが一番最初の関門ですが、2〜3回練習すればすぐにできるようになりますよ。
2段階:細編みを編む
立ち上がりの鎖編みを1目編んだら、わの中に細編みを6目編み入れます。これが帽子のてっぺん部分です。
3段階:増し目で輪を大きくしていく
2段目は、前の段の目にそれぞれ2目ずつ編み入れて、全部で12目にします。
3段目は「1目編んだら次の目で増し目」を繰り返して18目にします。これを続けて、猫の頭囲に合う直径になるまで円を広げましょう。
直径がおよそ7〜8cmになったら、増し目をストップ。そこからは増減なしでひたすら細編みをぐるぐると編んでいくと、筒状になっていきます。
高さは6〜8cmほどを目安に。あごの下にストラップをつけるとずれにくいので、慣れてきたら100均の細ゴムを縫い付けるのも良いアイデアですよ。
編み終わりと仕上げ
必要な高さまで編めたら、最後は糸を20cmほど残して切り、とじ針で端の目に通してぎゅっと絞ります。糸端は編み地の中に数回くぐらせて処理すれば、ほどける心配はありません。
あると便利!猫の帽子が編めるキットもおすすめ
「編み物に挑戦したいけど、材料をひとつずつ選ぶのも大変」「キットで簡単に作りたい!」という方には、市販のペット用手編みキットも選択肢になります。
ペット用手編みキットは、必要な毛糸とかぎ針がセットになっていて、作り方説明書もついているので、まったくの初心者でも失敗しにくいですよ。
キットを選ぶときのチェックポイントは3つ。
- 毛糸の素材表示を確認し、猫の肌に優しいかを確かめる
- かぎ針がセットになっているか(なければ別途用意)
- サイズが調整できるデザインかどうか
購入者の口コミを見ると、説明書がカラー写真付きのキットは特にわかりやすいと評判です。ただ、ニット帽だけのキットは少なく、服やマフラーとセットになっていることが多いので、セット内容はしっかり確認してくださいね。
猫に安全に使ってもらうための3つの注意点
これは繰り返しお伝えしたいのですが、猫用ニット帽で一番大事なのは「安全性」です。編み方の難易度よりも、こちらのほうがずっと大切。
1. 着用中は絶対に目を離さない
猫がニット帽をかぶっているときは、必ずそばで見ていてください。違和感から前足で引っかいて、毛糸が爪に絡まったり、口に入れたりする危険があります。
2. きつすぎないサイズ感
人間用の帽子と違って、猫用は耳が出るくらいの浅さで大丈夫です。ゴムを入れたい場合は、伸びすぎないように調節できるデザインにしてください。指が1本余裕で入るくらいのゆとりを持たせるのが安心です。
3. 嫌がったら即中止
猫が明らかにいやがるそぶりを見せたら、その日の撮影は諦めましょう。「せっかく編んだのに…」と思う気持ちはよくわかりますが、猫との信頼関係のほうが何より大切です。
よくある質問にお答えします
Q. 初心者でも30分で本当に編めますか?
はい、大丈夫ですよ。今回ご紹介した基本の細編みだけのデザインなら、慣れれば15分で仕上がる方もいます。最初は手の動かし方に戸惑うかもしれませんが、1段編むごとにスピードが上がっていくので、ぜひ気楽に始めてみてください。
Q. 毛糸の素材は何がベストですか?
春夏の撮影用ならコットン、秋冬ならアクリルかウール混が扱いやすいです。ただ、猫によっては静電気が起きやすい素材を嫌がることもあるので、アクリル100%よりは天然素材ブレンドを選ぶと安心です。
Q. かぎ針の号数は何を基準に決めれば?
基本的には毛糸のラベルに書いてある「推奨かぎ針サイズ」を参考にしてください。猫用の帽子は目が詰まっている方が型崩れしにくいので、推奨サイズより0.5〜1号小さい針を選ぶときれいに仕上がります。
まとめ:あたたかさと気持ちに余裕を持って挑戦を
猫用ニット帽の編み方を、初心者目線でたっぷりお伝えしてきましたがいかがでしたか?
最初は「わ」の作り目に苦戦するかもしれませんが、一度コツをつかめば、色違いやサイズ違いで何個でも編みたくなる楽しさがあります。
最後にもう一度だけお伝えしますね。猫にストレスをかけないこと、これさえ守れば、ニット帽タイムは飼い主さんにとっても猫にとっても(ちょっとだけ!)楽しい時間になるはずです。
寒い日に、そっと猫に手編みの帽子をかぶせて、スマホのシャッターを切る。そんな小さな幸せを、ぜひ味わってみてくださいね。

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